銀行口座の開設/外国人起業・会社設立支援サービス

外国人が日本で銀行口座を開設する手順

　日本で生活する外国人やビジネスを展開する外国の企業にとって、日本で銀行口座を開設することは重要なステップです。

　このページでは、外国人が日本で銀行口座を開設するための手順やポイントについて詳しく説明します。

　外国人が日本で銀行口座を開設する手順は以下の通りです。

1.在留カードの取得

　日本での銀行口座開設には、まず日本に滞在するための適切なビザや在留カードを取得する必要があります。

　留学、就労、永住権など、滞在資格の種類によって銀行口座の開設条件が異なることがあります。

2.銀行の選定

　日本には多くの銀行が存在し、それぞれ異なるサービスや手数料体系を提供しています。外国人にもサービスを提供している銀行を選び、口座開設のための情報を取得します。

3.必要書類の準備

　銀行口座を開設するためには、通常、以下の書類が必要です。

4.銀行訪問と申し込み

　選んだ銀行に訪れ、銀行口座開設の申し込み手続きを行います。銀行の担当者が必要書類を確認し、申込書に記入を手伝ってくれます。オンラインで口座開設ができる銀行もあります。

5.口座開設審査

　銀行は口座開設申し込みを審査し、審査に通れば口座が開設されます。審査には数日から数週間かかることがあります。

6.口座番号とカードの受け取り

　口座開設が承認されたら、口座番号とキャッシュカード（ATMカード）を受け取ることができます。これで日本の銀行口座が利用可能になります。

日本で銀行口座を開設する際の注意点

　外国人が日本で銀行口座を開設する際に注意すべきポイントもあります。

在留資格と期間

　銀行によって条件は異なりますが以下は一般的なケースです

滞在期間が3か月未満

　口座開設に必要な在留カードが発行されないため、銀行口座を開設することができません。

期間が3か月以上6か月未満

　口座開設できる銀行とできない銀行があります。

　在留カードはあるけれど在留期間が3か月以上6か月未満という方は、「非居住者」となるので普通口座は作れませんが、「非居住者円預金」という口座を作ることができます。

　非居住者円預金の場合、海外への送金が制限される、キャッシュカードがない（ATMが利用できない）、口座引き落とし（家賃や光熱費、クレジットカード使用金額など）ができない、などの制限がある場合が多いです。

滞在期間が6か月以上

　振込や送金が可能な普通口座を開設することができます。

言語の壁

　銀行の手続きや書類は通常、日本語で行われます。日本語が苦手な場合は、通訳や英語をサポートする銀行を選ぶことが重要です。

手数料と条件

　多くの銀行が外国人向けのサービスを提供していますが各銀行は口座維持手数料や振込手数料など、サービス内容が異なります。口座を開設する前にこれらの条件を確認しましょう。

６か月未満の滞在期間（非居住者）で口座開設ができる銀行

ゆうちょ銀行

詳細は銀行のWEBサイトをご覧ください

みずほ銀行

詳細は銀行のWEBサイトをご覧ください

三菱UFJ銀行

詳細は銀行のWEBサイトをご覧ください

りそな銀行

詳細は銀行のWEBサイトをご覧ください

三井住友銀行

詳細は銀行のWEBサイトをご覧ください

地方銀行や信用金庫

　一部の地方銀行や信用金庫は、都市部の大手銀行よりも口座開設の際の要件が柔軟なことがあります。在留期間に関する制約が少ないこともありますが、地域によって異なりますので、詳細を確認することが大切です。

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