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起業家インタビューVOL.21

外国人起業家インタビューイメージ写真 X-LEGEND ENTERTAINMENT JAPAN 株式会社
COO 陳 建文 様
URL:https://xdb2.x-legend.com.tw/

ACROSEED担当者よりコメント

 ACROSEEDは東京渋谷に向かい、X ‐LEGEND ENTERTAINMENT JAPAN株式会社COO陳 建文さんにお話しを伺いました。

 同社は2012年4月設立、資本金2億3千万円、台湾の上場企業X-Legend Entertainment Co.,Ltd.(本社:台湾台北市、代表取締役会長:張峰旗)の100%子会社として設立されました。既に台湾を中心にオンラインゲームで名を馳せている同社は、昨年度はグループで約24億円を計上し、これから本格的に日本市場に参入する予定です。

 陳COOにはACROSEED主催の「外国人起業セミナー」の講師も快く引き受けていただき、MBAならではの鋭い視点で起業する外国人の方々を激励していただいたばかりでしたが、会社設立、在留資格の一連の手続きを全て終えた後ということもあり、終始にこやかな雰囲気でお話しを伺うことができました。


以下、インタビュー

折茂;
  良いテナントですね。

陳COO;
 ありがとうございます。御社にご紹介いただいたグローバルトラストネットワークスさんにご協力いただき、設立前に見つけることができました。

折茂;
  早速ですが、日本進出で心がけていらっしゃることはありますか。

陳COO;
  台湾と日本とではユーザーの文化や歴史背景が異なります。ですから、できるだけ日本の市場を意識したゲームの開発が重要になってくると考えております。

 たとえば、水滸伝、三国志など日本のファンが多い題材であっても、ゲームの日本版では戦国時代に舞台を移して織田信長が活躍するようにしたほうが日本の皆さんには親しみがあり、よりリアルに感情移入しやすいのではないでしょうか。

 日本のユーザーに少しでもより楽しいと感じていただけるような工夫をしていきます。そのため、日本の皆様のニーズを知り、それを技術者に的確に伝えていくことが非常に重要になります。

 実際に私自身は技術者との打ち合わせ等で忙しい毎日を送っております。(笑)

折茂;
 
ゲームの展開やキャラクターの言動も変わるのでしょうね。

陳COO;
 また、日本のユーザーは様々な端末を使いこなしていらっしゃると思います。多様化するユーザーの皆様の端末環境にあわせて、楽しんでいただけるコンテンツを提供して参ります。

折茂;
 私も遅ればせながらiPhoneを手に入れました。(笑)パソコンとは異なる操作に戸惑いがありますね。端末とゲームの相性なんかもあるのでしょうね。

 弊社の社名ACROSEEDは英語の「ACRO」と「SEED」を組み合わせた造語です。「ACRO」は英語で頂点やトップを意味する接頭語で、「SEED」はタネを意味し、「頂点を目指して常に努力を行い、様々な可能性を秘めた種のような企業になりたい。」との想いが込められています。

 X ‐LEGEND ENTERTAINMENT JAPAN株式会社はこれから日本に根を張り成長していくことになります。花を咲かせるまでサポートさせて頂ければ嬉しい限りです。



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